２０１７年１１月２７日に日本人初 上海中医薬大学大学院卒　医学博士 中医内科学主治医の藤田康介先生による正会員向け小児推拿勉強会を開催しました。

藤田先生の経歴は中国の上海中医薬大学大学院卒　医学博士で2016年には中国国家衛生計画生育委員会の中医内科学主治医資格を外国人で初めて取得、日本でも2017年9月に日本中医学会　評議員、国際交流委員会副委員長就任されています。
もちろん当協会の副理事長にも就任して頂いています。

今回は「小児推拿と現代中国の養生と世界」と題し、中国の推拿の流派、上海の現状、中国政府の方針、小児推拿の活用など幅広くお話をして頂けました。

講義内容には雲南省昆明のある幼稚園で保護者140⼈を対象に⼩児推拿に関して認知度アンケート調査をした結果、96％が知っていると回答、小児推拿を利用した疾患の内訳として咳嗽25％・発熱20％・感冒14％・便秘11％・下痢9％・嘔吐6％・厭食(Yànshí：食欲不振)15％と幅広く利用をしていたことが発表されていました。
そして小児推拿の効果があったかの回答には非常に有効が28％、有効が69％と合わせて97％が有効と結果が出ていました。（回収率95.71%）

日程：２０１７年１１月２７日　PM6：30～
場所：大阪市阿倍野区
講師：藤田先生（特定非営利活動法人 TCM小児推拿協会副理事長）
プロフィール：日本人初 上海中医薬大学大学院卒　医学博士 中医内科学主治医
藤田康介先生公式ウェブサイト「細水長流」http://mdfujita.jp

正会員向け小児推拿勉強会は概ね2ヶ月に1回実施中！
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