小児推拿とは

小児推拿:Xiǎo’ér tuīná(しょうにすいな)とは中医学推拿(tuina)の子供に対して行う徒手療法の事を言います。

小児推拿の歴史は古く、紀元前14世紀ごろ中国大陸 殷代の頃には甲骨文字に「撫摩腹」の記述があり、古くは「小児按摩」と呼ばれていましたが、1604年:襲雲林編「小児推拿秘旨(最初の小児推拿専門著書)」によって後世に広く伝わるようになりました。

現在、中国の病院に「推拿科」があり、その中で患児に対して小児推拿療法が行われています。

小児推拿の適応範囲は下痢、便秘、夜泣き、おねしょ、消化不良、食欲不振、栄養不良、咳、初期の風邪症状、新生児筋性斜頸、斜視、小児麻痺など幅広いです。

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