脳性麻痺のセミナーと動画配信を行いました。
脳性麻痺は胎児から生後4週間までの間に発生した脳損傷によって引き起こされる運動機能障害を指し、運動困難、筋肉のこわばり(痙縮)を特徴とする症候群です。
中医学的に病症は脳にあり、先天的気血未充、父母の精血虚哀が胎児に影響し、胎児の気血空虚、損傷脳髄へ発展、腎精不足、髄海空虚によって五遅、五軟、五硬、胎弱、胎怯、失語、痿证(証)が現れます。
脳性麻痺は萎証の範疇であり、主な原因は肝腎不足・脾胃虚損・気血空虚であるが、心、肝、腎などの機能が統合されたものであるとされ、特に腎気(精)の盛衰と密接です。